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尾州の3シーズンウール - 特別提供生地 -

日本の良い生地 - 100%ウールのスーツ用生地 -

100%ウール / 265-275gms

紺の無地限定となりますが、クラシックな少しゆとりのあるシルエットを好まれる方にはおすすめの生地です。夏を除く秋~春シーズンに適したスーツに仕上がります。

最近の傾向として柄のない無地のスーツの人気が高く、わかりやすさがない分微妙な色目のバリエーションや、織りを生かした風合いの違いで特徴を表した生地が多くなっています。

こちらの紺2色は、どちらも縦糸横糸の色味を変化させて通常の縦横同色の無地とは異なる深みのある色味を表現している生地です。
紺の無地のスーツをお持ちの方も、2着目として少し違いを出すのに最適。また、新社会人や着回しのし易いどんな場面にも対応するスーツをご検討の方の1着目としても十分に活躍できるでしょう。

シングルスーツお仕立て 特別提供価格 48,510円(税込)


ジャケットのみで紺のブレザーとして、仕立てることもできます。
また、シワが入りにくい、しっかりとしたスラックスとして単品でもお仕立てを承ります。

シングルジャケットお仕立て 特別提供価格 34,650円(税込)
スラックスお仕立て 特別提供価格 18,480円(税込)


完売となるまで、同価格でお仕立ていたします。


  • 尾州生地とは

尾州は愛知県一宮市を中心に、岐阜県羽鳥市を含む愛知県~岐阜県の県境エリアを指します。この尾州地域は古くから毛織物生産が盛んで日本国内の毛織物生産の中心地域となっています。

スーツの生地の原料は主にウール(特にメリノウール)が用いられます。これは夏用でも冬用でも基本的には同じで、原料はウールでも、毛の繊維の細さ、生地に織り上げるまでの工程(糸の紡ぎ方、織りの種類、表面の仕上げ方法など)を変化させることで、生地の厚みや表面の質感に違いを出し、適応するシーズンに合わせた生地が製造されます。

その生地を織り上げる工程(Weaving)を行う製造業者が尾州地域には集中しているのですが、元々イギリスから伝わった毛織物製造の技術が日本で独自に発達し、また戦前に世界で主流であったションヘル織機が未だに使われていることで(設備投資ができなかったという理由もあります)、旧式の織機で織り上げるからこその風合いがある生地が生産されています。

最新の技術を用いたイタリアの生地や、伝統的なイギリスの生地とも異なる、日本独自の感触とセンスの生地を楽しむことができます。

News 2024/01/23 更新