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尾州のウール・モヘア - 特別提供生地 -

ウールモヘア生地

クラシックな質感 - ウール・モヘア混紡のスーツ用生地 -


ウール50%・モヘア50% / 240-280gms

黒・紺・チャコールの無地限定となりますが、クラシックな少しゆとりのあるシルエットを好まれる方にはおすすめの生地です。
冬の厳寒期を除く春~秋シーズンに適したスーツに仕上がります。

シングルスーツお仕立て 特別提供価格 62,700円(税込)


  • ウール・モヘア生地とは

スーツの生地の原料は主にウール(特にメリノウール)が用いられます。これは夏用でも冬用でも基本的には同じで、原料はウールでも、毛の繊維の細さ、生地に織り上げるまでの工程(糸の紡ぎ方、織りの種類、表面の仕上げ方法など)を変化させることで、生地の厚みや表面の質感に違いを出し、適応するシーズンに合わせた生地が製造されます。

また、ウールに別の繊維を混紡することで特徴を出す場合もあり、そうした生地の中にウールとモヘアの混紡生地があります。モヘアはアンゴラ山羊の毛で、つまりは羊と山羊の毛を混ぜた生地ということになります。モヘア混紡にすることで、オールウールの場合より、生地表面の清涼感が高まり、モヘア特有の光沢感が現れます。また、生地にハリとコシが強く出てシワにもなりにくいことも特徴です。モヘアは吸湿性も高いため、湿度が高くなりがちな日本の春夏シーズンにもよれっとせず、構築的なシルエットを保つことができます。モヘアの混紡率が高ければ高いほど、これらの特徴が強く現れるため、ウールとモヘアが50%ずつといったものが夏のスーツ用生地として特に好まれていました。

が、最近はモヘア混率の高い生地は非常に少なくなってきてしまいました。

理由は、

  • モヘアはウールに比べ伸縮性が低いため、近年の流行であった細身でタイトなスーツに適していなかったこと。
  • ハリとコシは硬さともいえるため、柔らかでしなやかな生地を好まれる方が多くなったことで敬遠されがちに。
  • 良質な原毛が採れにくくなり、モヘア混率を高めると生地自体が高価になりすぎる。


上記理由などから、製造されたとしても10-20%程度の混率のものがほとんどとなり、もちろん現在でもイングランドや日本の一部では昔ながらの高混率モヘア生地の製造が続けられていますが、どうしても高価になってしまいます。


と、そんな中で見つけた、貴重な尾州産のウール・モヘア生地です。

もともとモヘア混紡のスーツがお好みの方も、着たことがないので試してみたい方もぜひこの機会に。
完売となるまでは、同価格でお仕立ていたします。ジャケットのみ、パンツのみでのお仕立ても承ります。


News 2022/04/11 更新