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ブレザーファブリック (Woodhouse, Harrisons, Loro Piana)

BlazerFabrics.jpgクールビズの普及に伴いスーツを着用せず、夏シーズンをジャケットとパンツで過ごされるお客様が年々増えてきています。

コーディネイトのしやすい基本のジャケットとして紺のブレザーをご用意されることを当店でもお薦めしていますが、そんな中で今季ブレザー用に特にご注文を多くいただいている生地をご紹介いたします。
左から

Loro Piana 「Twister」 100% Super110's Wool
Harrisons of Edinburgh 「Sunbeam」 80% Super100's Wool, 20% Silk
Edwin Woodhouse 「Summer Jacketing」 72% Super120's Wool, 28% Kid Mohair

の3種。
どれもブレザー・ジャケット用の生地として提案されている濃紺無地の生地です。

Loro Piana 「Twister」

ロロ・ピアーナのツイスターは、その名の通り生地を織り上げる前の原糸に通常よりも強くツイストをかけた強撚素材で、10年ほど前までは盛夏のスーツ用の生地として人気がありました。

当時と同じくスーパー110'sウール100%ですが、以前よりもざっくりとした質感は薄れ、しなやかで上品な風合いに織り上げられているため厳密に言えば異なる生地といえるのですが、シワになりにくく通気性が良いハイツイストウールの特徴を表すためその名が与えられています。

Harrisons of Edinburgh 「Sunbeam」

ハリソンズのサンビームは、この春夏の新作としてリリースされたハリソンズ初のウール系サマージャケット地で、スーパー100'sウールにスパンシルクが混紡されています。

シルク混紡ゆえ3種の中では最も光沢を放ち、しなやかなラグジュアリー感と仕立て上がりの良さに繋がるハリソンズ特有のハリが見事に融合されている生地です。

Edwin Woodhouse 「Summer Jacketing」

エドウィン・ウッドハウスのサマージャケッティングはスーパー120'sに28%キッドモヘアが混紡された生地。モヘア混の特徴であるハリ感とメッシュのようなざっくりとした織り、通気性と防シワ性能が良いバランスでもたらされ、永らく同じクオリティで生産され続けている名品です。ヘビーユースに耐えうる耐久性の高さも特筆すべき点です。


ブレザーを仕立てる場合、スーツ用の紺無地生地を用いるのも一般的ですが、せっかくならブレザー用に各メーカーから提案されている生地を使ってみるのがおすすめ。上記の3種の他にも様々な特徴を持った生地がありますので、色々と見比べて仕上がりをイメージしてみるのもオーダーの楽しみではないかと思います。